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【NonCopy2を比較検証】セキュリティソリューションの選び方とは?

作成者: 富樫 葵|2025/07/10 15:00:00

セキュリティソリューション、どれを選べばいいのか迷っていませんか?

近年、テレワークの普及やクラウド利用の拡大に伴い、情報漏洩リスクが急激に高まっています。
・複数の製品があり、何が違うのかわからない
・テレワーク環境でどこまで安全性を確保できるのか不安
・社外とのファイル共有が必要だが、漏洩リスクも心配

そんな悩みをお持ちの情報システム担当者やセキュリティ管理者の方に向けて、本記事ではセキュリティソリューションの選定ポイントとともに、サイエンスパーク株式会社が提供する「NonCopy 2」の特長を、他社製品と比較しながら解説していきます。

目次

  1. セキュリティソリューションの比較ポイント
  2. 【機能比較表】NonCopy 2と他社製品との違い
  3. NonCopy 2が選ばれるポイント
  4. NonCopy 2の注意点
  5. まとめ

 

1.セキュリティソリューションの比較ポイント

比較に入る前に、セキュリティソリューションを選ぶ際のポイントを整理しておきます。

Point1:導入・運用のしやすさ
Point2テレワーク環境での安全性
Point3情報の持ち出し制御の柔軟性
Point4閲覧専用機能の有無
Point5
:ファイル暗号化の自動化と復号のしやすさ  

Point1:導入・運用のしやすさ

どれだけ高機能でも、操作が複雑だったり設定が煩雑だったりすると、現場に定着せず「使われないセキュリティソリューション」なりかねません。
マニュアル不要で直感的に扱えるか、サポート体制が整っているかといった点も、長期運用を見据えるうえで非常に重要です。

Point2: テレワーク環境での安全性

リモートワークの普及により、社外からのアクセスも一般的になりました。
しかし、外部ネットワークを経由する通信にはセキュリティリスクが伴います。
VPN接続の強制や、社内ネットワーク以外からのアクセス制御が可能な製品を選ぶことで、安全性の確保ができます。 

Point3 :情報の持ち出し制御の柔軟性

USBメモリや外部ストレージなど、ファイルを外部に持ち出せる手段は多岐に渡ります。
そのため、製品選びの際には「何を、どこまで、誰に対して制限できるか」といった持ち出し制御の細かさに注目する必要があります。
一律にブロックするのではなく、フォルダ単位・ユーザー単位で柔軟に設定できるものが望ましいです。

Point4: 閲覧専用機能の有無

社外パートナーや委託先とのファイル共有が必要な場合でも、編集・コピー・印刷などの操作を制限したいケースは多くあります。
そのようなとき、「閲覧のみ」の制限が可能なビューアを搭載したソリューションであれば、ファイルの意図しない流出や改ざんを防ぐことができます。

Point5: ファイル暗号化の自動化と復号のしやすさ

セキュリティ対策においてファイルの暗号化は基本中の基本ですが、自分で暗号化する運用は手間がかかるうえ、ミスの原因にもなります。
自動で暗号化される製品であれば、保存・コピーといった操作の中で自然に情報が守られるため、現場の負担も軽減されます。
また、暗号化ファイルの復号が簡単であることも、業務効率を落とさないために大切なポイントです。

 これらのポイントをもとに、次章では具体的な製品比較を通じて他社製品とNonCopy 2の違いを紹介していきます。 

 

 

2.【機能比較表】NonCopy 2と他社製品との違い

今回NonCopy2と比較した製品
  • A社:セキュリティソリューション
  • B社:Webフィルタリングソフト

※〇=対応、×=非対応表1.NonCopy 2との比較対象製品

※弊社調査

 

 

3.NonCopy 2が選ばれるポイント

NonCopy 2は、情報漏洩対策に特化したエンドポイントセキュリティソリューションです。

企業の機密情報や個人情報を守るための手段として、官公庁への導入実績多数、国内100社以上へ導入されており、特に持ち出し制御、暗号化、VPN制御など、多機能かつ堅牢な設計が評価されています。

3.1.ネットワークのアクセス制限

Wi-Fi通信利用の許可・禁止の設定で、登録済SSIDのみ利用を限定できます。
また、指定したフォルダのファイルを参照する際、自動的にネットワークを遮断し、データ流出、標的型攻撃による遠隔操作を防ぎます。

3.2.持ち出し制御も柔軟

指定したフォルダに保存されているファイルの持ち出しを「禁止する」「許可する」を選択できます。
また、Bluetooth®接続のマウスやキーボートの利用は許可しつつ、Bluetooth®接続を介したファイルの受け渡しを禁止します。

3.3.暗号化機能が広範で強力

NonCopy 2は、内蔵・外付けハードディスク、USBメモリ、CD/DVDなど多様なメディアに対して一貫した暗号化制御が可能です。
さらに、ファイル単位での強制暗号化や自己復号ファイルの生成にも対応しています。

 

 

4.NonCopy 2の注意点

NonCopy 2はWindowsにしか対応していません。
比較のポイントやニーズにあっているか、ご利用の端末で動作するか等、より業務に適したツールをお選びください。 

 

5. まとめ

NonCopy 2は、単なるファイル暗号化ツールにとどまらず、持ち出し制御、閲覧管理、ネットワーク制御などをワンパッケージで提供する強力な国産ソリューションです。
他社と比較しても、ファイルの強制暗号化・VPN制御などの対応範囲が広く、実用性が高いことが分かります。
情報漏洩対策において、セキュリティと利便性を両立したソリューションをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。