クラウドストレージのセキュリティを
エンドポイントから強化する
この度、弊社製品CFKeeperの県庁様への導入が決定いたしました。
本ページではCFKeeper導入までの経緯についてご紹介させていただきます。
今回のプロジェクトでは、お客様のシステム全体を入れ替えるものではなく、既存システム構成に追加で導入するプロジェクトでした。
そのため、既存の業務への負担はなるべく小さくすることがポイントであり、CFKeeperはこの要望にとてもマッチしていました。
また、弊社側からも職員の方が使いやすいを考慮したご提案をさせていただきました。
提案では、弊社の中央省庁や地方公共団体への導入実績経験も非常に役立ちました。
今後、中央省庁や地方公共団体でクラウドサービスが活用されると考えています。
是非お困り事は弊社までお気軽にご連絡いただ ければと思います。
某県庁に実際に導入された構成図
DX推進の一環としてクラウドストレージの活用を検討する中で、情報漏えいリスクの対処といった大きな課題がありました。
新型コロナウィルスの影響もあり、テレワークなど働き方改革の需要が急増しています。
そのような中で注目されているのが、DX(デジタルトランスフォーメーション)。民間企業だけではなく、地方公共団体でもDX推進に向けて多くの自治体が計画策定から施策を実行しています。
DXに先進的な某県庁様ではDX推進の一環としてペーパーレス化をクラウドストレージBoxで解決することを検討していました。
しかし、PCに残る一時ファイルやBoxDriveからの情報漏えいリスクに加え、職員への影響(負担)と安全性を両立させたいという課題がありました。
クラウドストレージ利用時にPC内に残る一時ファイルをターゲットにした、標的型攻撃やマルウェアによる同期フォルダ/キャッシュデータからの情報漏えいといったリスクへの対処が、DX推進に向けての課題となっていました。
また、セキュリティ対策によって、職員の業務の負担が増えることは避けたいという要望もありました。
国内開発メーカーならではの利用者に寄り添った、きめの細かい柔軟なサポートと迅速な対応による安心感も決め手に
課題となっていたPCに残る一時ファイルやBoxDriveからの情報漏えいリスクについては、CFKeeperを活用することで暗号化+不正プログラムによるファイル持ち出し制限を実現。
CFKeeperによる制限は不正プログラムに対する制限であり、職員の日常業務への負担も抑えることができたのは、お客様にとって大きなポイントとなりました。
CFKeeperはお客様の運用に応じたカスタマイズが可能です。
CFKeeperの既存機能では対応しきれない課題についても、開発メーカーとして柔軟な対応ができることも評価のポイントとなりました。
クラウドサービスは、海外企業のものが多くなる中で、セキュリティ対策については国内メーカーを利用することでより安心していただけたと考えています。
CFKeeperでのセキュリティ対策は、Boxに影響がなく機能性、利便性が損なわれません。また、CFKeeperのファイル暗号化は自動で行われるため、職員は意識することなく業務が遂行できます。マルウェアなどの不正なプログラムによるファイル持ち出しも同時にブロックするため安心です。
これまで、オンプレミス型のファイルサーバーを外部脅威から守るためにファイルの暗号化製品を運用していました。今回、Boxを導入することでファイルサーバーの保護が不要になり、保護対象を絞り込むことができました。また、業務への影響が小さいCFKeeperで対策が十分であり、管理サーバーもSaaS形式であるため、管理の省力化ができました。
純国産メーカーの製品であるため、運用に合わせた柔軟な対応ができます。
既存機能だけでは対応できない要件にも相談を承ります。
クラウドストレージの同期フォルダ外へのコピー・アップロードを禁止し、ファイルの保存先をクラウドストレージに限定します。
クラウドストレージの同期フォルダ内のファイルを自動で暗号化し、編集時には自動で復号します。
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