弊社は、クラウド・コンテンツ・マネジメントプラットフォームBoxのアクセス権限を利用環境(PC)の状況に応じて自動でアクセス権限を切り替える製品『CL-UMP』の販売を10月30日より開始しました。

　自治体のセキュリティ対策として、ネットワークは3つの領域に分離し、強靭なネットワーク構造を持つことが求められてきました。しかし、事務効率の低下やユーザビリティの課題、政府の「クラウド・バイ・デフォルト」原則や、進行中のDX推進による働き方改革の影響で、クラウドサービスへの移行が進められています。

　クラウドサービスの特徴として、データの一元管理やいつでもどこからでものアクセスが挙げられますが、同一のアクセス権限の制約により、自治体の三層分離の下ではその利用が制限されていました。

　そこで、サイエンスパークは、利用環境を自動判別し、アクセス権限を動的に切り替える新製品「CL-UMP」を開発しました。これにより、自治体での仮想ネットワーク分離が実現され、LGWAN系のネットワークからのアクセスではLGWAN系の業務フォルダが、インターネット系からのアクセスではインターネット系の業務フォルダがそれぞれ表示される仕組みを実現することができます。

　本製品は、専用ソフトウェアを利用環境にインストールすることで、Boxのアクセス権限を自動で切り替える機能を提供します。

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