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デバドラ講座

レポート1 WinDbgについて

【デバドラ講座1(中級) : WinDbgについて】

WinDbgとは

WinDbg(The Windows Debugger)はMicrosoftが開発者向けに無償で提供しているデバッグツールです。
このツールはユーザーモードベースだけではなく、カーネルモードベースでのデバッグが可能です。
例えば以下のようなことをすることができます。

  • ライブデバッグ(動作中のプログラムを止めて調査すること
  • ダンプ解析(主記憶装置の内容の一部または全部を表示すること)
  • メモリやCPUレジスタの内容調査
  • アセンブラの確認

WinDbgのインストール

これから実際にWinDbgを使用してデバッグをしていく前に、まずWinDbgのインストール方法を確認しておきましょう。
Microsoftが提供しているSDK(Software Development Kit)というソフトウェア開発者向けの作成キットの中にWinDbgが含まれています。
下記のサイト(インストーラーをダウンロード)からダウンロードできます(2018/12/11現在)。 https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/downloads/windows-10-sdk
(Window 10 Version x64環境)

インストーラーのウィザードに従って、Debugging Tools for Windowsのみチェックを入れることでWinDbg単体をダウンロードすることができます。
詳しいインストールの仕方は下記のMicrosoftのブログに載っています(2018/12/11現在)
https://blogs.msdn.microsoft.com/jpwdkblog/2016/03/07/デバッガ-WinDbg-をインストールする/