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エッジAIとは?最新技術と市場動向

近年、AI技術の進化とともに「エッジAI」が注目を集めています。本記事では、エッジAIの概要やメリット、活用事例、市場動向について詳しく解説します。

エッジAIとは?

エッジAIとは、デバイスやセンサーなどの端末でAIを動作させる技術のことです。
従来のクラウドAIでは、データをクラウドに送信し、学習・解析を行うのが一般的でした。一方、エッジAIは端末側で処理を行うため、通信コストの削減やリアルタイム処理の向上など、多くのメリットがあります。

エッジAI市場の成長

エッジAI市場は急速に拡大しており、今後もさらなる成長が期待されています。

世界市場規模

2020年時点で16.3兆円とされ、2025年には36.0兆円まで拡大すると予測されています。この成長は、IoTデバイスの普及や5G通信の発展によるものです。

日本市場規模(エッジインフラ)

2021年の市場規模は4,295億円であり、2026年には7,293億円に達すると見込まれています。製造業や自動車業界を中心に、エッジAIの活用が進んでいます。

国内エッジAI分野の成長

2021年度の市場規模は76.6億円で前年比70.8%増と急成長を遂げ、2026年度には431億円規模に拡大する見込みです。特に、産業用ロボットや監視カメラ、スマートシティ分野での導入が加速しています。(総務省調べ)

従来のAI処理はクラウドAIと呼ばれ、クラウドで学習と解析を行うのが主流でした。
しかし、エッジAIは端末側でAIを動作させるため、通信コストの削減、低遅延処理の実現、プライバシーリスクの低減などのメリットにより、2021年度の国内エッジAI分野の製品・サービス市場(売上高)は前年比70.8%増の76.6億円でした。2026年度まで年率41.3%増で推移し、2026年度には431億円規模に達すると予測され、これから成長していくと考えられる分野です。

(※総務省HPから引用:総務省|令和5年版 情報通信白書|エッジコンピューティング/エッジインフラ

エッジAIの現状と今後

エッジAIのメリット 

1.リアルタイム処理

クラウドを経由せず即時処理が可能なため、自動運転車・産業用ロボット・医療機器などの分野で活用されています。

※端末側は解析のみを行い、クラウドで学習を行うエッジAIもあります

2.セキュリティとプライバシーの強化

必要なデータのみクラウドに送信し、データをローカルで処理することで、情報漏洩リスクを低減し、個人情報保護にも適しています。

3.通信コストと負荷の削減

大量データをクラウドに送信せずに処理できるため、通信費やクラウドサーバーの負荷を軽減できます。
そのため、コストダウンへとつながります。

4.オフライン環境での動作

通信環境が不安定な場所でも利用できます。例えば、農業分野ではセンサーがデータを解析し、オフライン状態でもデータを処理し、最適な水やりのタイミングを決定できます。

エッジAIの活用事例

製造業

エッジAIを搭載したカメラで、製品を認識し、不良品や問題を見つけたら、検知することが可能です。
また、工場内に監視カメラとして設置することで、危険なエリアに従業員が立ち入ったら、検知できます。

小売業

店舗内のカメラにエッジAIを搭載し、顧客が長く足を止めた場所や、混雑時間、渋滞して商品を見づらい場所などを見つけ出し、データ化してくれます。
また、万引きなどの不審な行動を検知することも可能です。

防犯・監視

エッジAIを搭載した監視カメラで家の周りで怪しい動きをしている時、夜中に不審な動きがカメラで認識された場合などに検知し、警報を発信できます。
また、車両のナンバーを認識し、登録されていない車両を検出することもできます。

エッジAIの課題

先ほども図で示しましたが、AIにも学習と解析(推論)があり、軽量な解析は基本的な端末でも可能だが、複雑な処理や学習には高性能なハードウェアが必要となります。
そのため、クラウドにデータを送り、クラウドで学習させるというシステムも多く存在しています。

エッジAI市場の今後の展望

エッジAI市場は急成長を遂げており、今後もさらなる拡大が予測されています。
特に、5G通信の普及により、エッジデバイスのネットワーク性能が向上し、より高度な処理が可能になります。 エッジAIの活用により、企業は業務効率を向上させ、競争力を強化できます。

当社の強みとエッジAIへの取り組み

当社は、エッジAIを含むメカトロニクスDXコンサルティングサービスを提供しています。

  • 開発・運用の支援: エッジAIの導入から最適化までサポート。
  • ハードウェア開発: AI搭載デバイスの設計・開発が可能。

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