サイエンスパーク株式会社

サイト内検索
お問い合わせ
AI関連記事

はじめてのAI講座「第1回そもそもAIってなに?仕事にどう役立つの?」

AIの開発やコンサルティングを行っている私たちが、「AI(人工知能)」について分かりやすくお届けするシリーズ「はじめてのAI講座」をスタートします。
第一回のテーマは、「そもそもAIとは何なのか?」そして「AIは仕事にどう役立つのか?」です。

AI(人工知能)ってそもそも何?

AIとは、「Artificial Intelligence(人工知能)」の略で、人間のように考えたり、学んだり、判断したりするコンピューターシステムのことです。

たとえば、

  • スマートフォンの音声アシスタント(SiriやGoogleアシスタント)
  • 動画配信サービスの「おすすめ」機能
  • 顔認識や自動運転車の制御

など、私たちの生活の中でもすでにAIは身近な存在になっています。

AIの仕組みをカンタンに説明!

教師データがある場合の学習ステップをご説明します!

ステップ①:データを集める

たとえば、猫の画像や売上の記録など、学習方法に応じた情報をAIに見せます。
この時、情報の数は1つや2つではありません。膨大なデータを見せます。

ステップ②:パターンを学ぶ

AIはその中から「共通点」や「ルール」、「正解」を見つけ出します。
これは学習方法によって異なります。

ステップ③:予測・判断する

ステップ②まで終われば、新しいデータに対して、「これは猫だ」「この商品は売れそう」などと判断できるようになります。

また、機械学習とは少し違った学習方法もあります。
それが「ディープラーニング」です。
より複雑な学習ができるAIのしくみで、画像認識や文章生成に使われています
「機械学習」と「ディープラーニング」の違いについては、次回の講座でご説明します!ぜひ次回もご覧ください。

AIは仕事にどう役立つの?

AIは単なる「便利な技術」にとどまらず、私たちの仕事のやり方そのものを変えつつあります。
たとえば、私たちサイエンスパーク株式会社では、インフラ系企業向けに画像から設備の劣化を検出したり、熟練の技を学習させ、素人でもある程度精度の高い作業ができるようにアシストするAIソフトウェアを提供しています。
このAIソフトウェアで、これまで人が目視で行っていた作業を、AIが自動で補助することで、
作業のスピード・精度・安全性が大きく向上しています。
プロの技術者の“目”や“技術”を再現するような仕組みなどで、業務の効率化に貢献しています。

AI導入のポイントは、まず「小さく試す」ことから

AIの導入は、一気に全社展開する必要はありません。まずは一部の業務に小さく取り入れて、効果を検証しながら広げていくのが成功のカギです。
ツールやサービスも多種多様なので、自社の課題に合ったAI活用方法を見つけましょう。

AIは「代替」ではなく「アシスト」

「AIに仕事を奪われる」と心配する声もありますが、私たちはこう考えています。
AIは「人間の代わり」ではなく「人間を助ける存在」です。
AIが苦手な「人間らしい感性」や「柔軟な対応」は、今後も人間にしかできない領域。AIと協力することで、より価値のある仕事に集中できるようになります。

まとめ

今回のまとめです。

  • AIは「代替」ではなく「アシスト」
  • すでに私たちの生活や仕事に使われていて、活用方法が多く存在する
  • AIは仕事をサポートする「頼れる相棒」になりうる

次回は、「AIと機械学習とディープラーニング、何が違うの?」について、さらに深く掘り下げていきます。お楽しみに!

「生成AIを自社にどう活用すれば良いか」とお悩みの方は、当社のサービスページをご覧ください。専門のサポートチームが、導入から運用まで最適な方法をご提案します。

生成AI導入のご相談はこちら